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◇土肥けんすけ 駄々漏れ追記◇     

◎∈∞∋漫画描きの土肥けんすけの雑記やエッセイ∈∞∋◎

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雑感~ 北町奉行所「敵討帳」
◇江戸時代には、敵討帳というのがあったようですね。
それを写本し論文にしたのがこちらだそうです。
北町奉行所「敵討帳」

きっと書類が残ってるだろうと調べていたら、やっぱり
あるのですね。。
これはもちろん、テレビ時代劇などでよくある
「父の仇、いざ尋常に・・」という、例の敵討ちに関してのもの。

実際にそういう敵討ちは結構あったらしいものの、残念ながら
あまり成就することは無かったようです。
そりゃ、情報が無い時代に、日本全体を使った命がけの
かくれんぼですから、その気になればいったいどれほど隠れる
場所があるのかと思うと・・。
(書類見ると、一月で見つけてるうらやましい人もいますが)

さて、この敵討ち。
適当に藩を出て追いかければいい・・というわけにもいきません。
きちんと藩に敵討ち願いを出してから藩を出ることになります。
でないと脱藩になるので。(逆縁、妻敵云々の件は省略・・)

で・・。例えば江戸で件の敵を見つけたとします。
でも、見つけても
「父の仇、いざ尋常に・・」とはすぐにはなりません。
「仇を見つけました。斬っていいですか。憎いし」という手続きを
ちゃんと奉行所に届けなければいけません。
というより、江戸にきたら(たぶん、他の地域でも)
「こんな敵討ちをするつもりです」という書類をまず提出するの
でしょう。それがこの「敵討帳」ということですね
奉行所は、きちんと事情を聞き取り、書類を作ります。
その後で敵討ちをすることになります。

私見ですが、書式があるようですね。
自分の名前。住んでいた場所や仕事先。被害者の名前と自分
との関係。加害者名と加害者と被害者の関係。どうしてどんな風に
事件が起きたのか。自分と被害者の関係について再度触れ、故に
加害者との関係が成立すると記述。見つけたらどうするか。最後に
署名。
もちろん、役所側が許可する前に敵に逃げられては困るので
見つけたらとりあえず捕まえるなりすることはあったようです。

まだ少ししか読んでないのですけれど、(というか、字が読めない
意味が分からないものが多数・・。情けなや)
まぁ色々な事件状況や原因がありますね。
寝首をかく、夜討ち、だまし討ち、集団殺害、姦通後殺害、金で
揉めて、口論して殺害・・。
やたら、口論後殺害が多い気もしますが。腰に人斬り包丁つけて
ますから、それは無理も無い・・。
(うわ、家来の茶坊主と嫁さんが駆け落ちした旦那もいる・・・。)

考えさせられるのが、明らかにどこかに勤めていた人間が
敵討ちに出てこの敵討帳に記する時「浪人何某」と名乗っている
ことが多いということですね。

真田家親族の家臣という人もいますね。
調べてみると、信之の二つ後・・藩主は幸道と言う人の時代。
これも「元真田家家臣の浪人」と言ってますね。
(ありゃ。もっと見ると真田家関係者がやたら敵を追っている。
なんだろうこれ・・。)

藩の許可が出ているのだからと思うもののやっぱり、敵を討たないと
帰参出来ないのだなぁ・・と気の毒になります。

とはいえ、追われる方にも言い分がありそうなことも。
書類見てみると、なんで被害者になったのか書いてないのも多いし。
そこら辺も知りたいのですけどねぇ。
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