◇土肥けんすけ 駄々漏れ追記◇     

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短編小説『抜け殻』 第5回(全8回)
←第4回へ

すると、どうなるか。
僕は部屋の中をうろうろし始める。
にしり・・。わずかに床がたわむ。

部屋をいじるのはまずいよな。
「まぁ、普通にアレしたんやし。別に後でおかしなことには
ならんとは思うけどな。―いや、なるか・・な?」
なるとしたら、入った時点でまずいだろう。
「事情がわからへんから友人が部屋に入るなんてなぁ、自然
やろ。それくらいでとやかく言われる筋無いわ」
ま、それもそうだ。
「けど、こっからはまずいなぁ」
なんで。
「こうやって気づいちゃたやんか。後で聞かれた時、分かっ
てていぢった、言われる」
あ。なるほど。それはまぁ、もっともだった。

で、どうしよう。
「さぁ、どうしよか・・な」
そこで僕らは、改めて立ち尽くすのだった。

閉められたカーテンの外から、硬く小さい棒を小刻みに、リズム
的にアスファルトに打つ音が流れていった。
ヒールの音って、そうと知らない地域の人が聞いたら異常な
危険音だよな・・とか思う。

思いを引き戻す。
部屋に入ったのは仕方ない。実際に、色々気が廻らずに、ただ
ただ来てしまい、入っただけなのだ。よくあることだ。しかし坂口の
言うとおり、気づいた以上は部屋の中を弄りまわすことは出来
ない。

あれ・・。
いや、そもそも弄り回しに来たのではないだろ。
「そうなんや。けど。じゃオレら何しに来たんか、いうことになる」
ん?ん?何しに来た?何しに来た・・。た・・確かめに来た。

だって、ここしかないから。

でも、実際はここで確かめることなど無い。
いないのはわかってたし、こことは関係ないことでそうなった
こともわかってる。遠くでそうなった彼の件に関してここから
発信することはないし、ここに還元されることも―、またない。

「そうや。確かめる・・いうんは、やからそれはちゃうんや。」
でも、僕らはここにいる。
「なあんも、確かめられへんことを確認に来たんやろう。
―安心したい・・とは違うか。いや、そう言い換えてもえぇかな。
わかっていても、せずにはな・・。。まぁ、ドアの鍵締めた後に、
も一度ガスの元栓締めに家に入るようなものやろか?」
それは、さっき僕が思ったことでもあった。

そうか。そういうことか。
心の下準備なしに、いきなり亡くなりましたという、平坦な固い
壁のような情報を勝手に押し付けられるのに納得できず、
凹凸があったり徐々に染み込んでくる接触をして欲しかった
のかもしれない。そんなようなことを、僕はボソボソと坂口に
言った。

「金魚な。」
と突然なことを坂口は言い出す。どこかあらぬ方に向かう声が
青っぽい蛍光灯の中で少し涼しくも漂う。
「夜店の金魚はな。家に持ち帰ってそのまんま水槽に流し
込むと水温の差で環境に適応できなくてショック死してしまう
ことがあるそうや」
・・・・・。
「人もな。人も、いきなりそういう変化与えられたら、なんか心が
ショック症状起こすんやないか。やから、そうならんよう本能
的に水温を合わせようと、状況をちびっとずつ変化させようとする
のかもしれんな。・・そう。安全装置?」
後で・・・。他人にその説明で通るかな。
「そやかて、事実やからしゃあない。水を慣らそうとしてたとしか
言いようが無い」
と、なると。ここからはどこまで許されるかだなぁ。
「ああ。んーー・・んん。どこまで許されるかや。」

何がだ、とは聞かなかった。なんとなくわかった。
気がつくと、そんなことを黙考しながら―

僕は、また部屋をゆっくりうろうろし始めていた。

第6回へ→
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◇先週~ 何もなかったのこと。え、ヤマトが?
◇先週は別になにもなかったのですよ・・。ほんと。
仕方ないので、以前に書いて放置していたものをいくつか・・・。

こういうこともありますねぇ。


◇少し前に
「レストランで食べきれない料理を持ち帰りますか?」
というアンケートが某所であり、女性のほうが持ち帰りを
しており、男性よりエコであるという言い回しがあったの
ですが。

あの。
男性の多くは、食べ残す注文の仕方はしないと思うのです
けれど。

―とはいえ。
料理の多くが男性を満足させる量になっているということも
事実です。これは言わば、アメリカサイズのコーラを日本人が
飲みきれないようなもので、それはそれでわかります。
(あえて触れないナニカがあるのにお気づきでしょうが・・。
はい、私は臆病なのですよ)

そこで考えたのです。
お子様ランチを数十円アップした感じで、器と装飾を替えて
「女性ランチ」「高齢ランチ」にしたらどうかと。
それなら量少ないし。

ただ、お子様ランチは大人の集客目当てで安く価格設定
されてることが多いそうなので、実際は多少割高にはなる
でしょうし、そもそも味付けの問題もありますけれど。

としても、食材の共通化は出来るし、まぁ少なくとも料理を
持ち帰るの持ち帰らないのという話をしているより無駄が
無いと思うのですよ。

そういや、お子様ランチを目の前で見たのは何時が最後だろ。
お子様ランチ色々


◇レゴとAA・・・、とロボット。

これだけすべらかなCG全盛の時代にアスキーアートが
いまだ人気があるのは
「制限された美学」というのがあるからだと思います。
決められた文字や記号の中で作られる意外性のある
デザイン。

これはつまり、リミテッドアニメやエロの真髄にも通じるの
ではないかと思いますよ。いや、無茶な飛躍ではなく。
「ここまでしか出来ない。予算が・・スペックがない。
これしか使えない。やってはいけない。」

そう言われると、逆燃えするのは作り手のサガなの
でしょう。
―だから限定していいとは、決して言いませんが。

レゴで燃えるのもそうですね。
レゴで色んなものを作ってる人を見ると、すごく気持ちが
分かります。私自身はダイアブロック派だったのですが、
色々とそういうもので合体ロボなどを作って遊んでいた
記憶があります。

ただ、若干「これは少し違う方向かも」と思うこともあります。

それは、AAにしてもレゴにしても単体をドットレベルの
扱いにして全体を巨大なものにした作品。
方向としてこれは、すべらかCGの部類だと思うわけで―
ひらめきやアイディアより時間と労力の割合が多いという
感じですか。もちろん、良い悪いではなくですけれど。

まぁ、あくまで部品の原型を残しながら別のものに昇華
されることに対する評価をしたいのですね個人的には。
そのバランスがまた楽しいのですよ。

この感覚は、合体ロボのデザインなどにも通じるかと。
例えば、すごい合体ではあるけれど、合体した個々の
機体の性質やデザインが合体後に完全に消えてしまい
「そこまでチャラなら、最初からそのデザインで単体でいて
ください」と言いたくなるデザインですね。

私が現実に存在する少女ロボットが好きなのも、ものすごく
制限がある中で、どこまで「おおっ」というものが出来るかの
挑戦が燃えるのですね。雛ちゃん頑張れ!


↓こんなのも残ってました。なんだろうこれ・・。

◇今、一番飼いたいのは何かと言われたら、
一位はシーモンキーで二位は亀。

なんていうか、私のミスで死にそうにないし
死んだところでそれほど悲しくないし。


ヤマト復活篇がほんとに動いてるようですね。
それにしても、あの御二方なんとかもう少し歩み寄って
もらえないものでしょうか。
なんというか、おたがいに大事なもの持ったまま実家に
帰ってしまってる感じがします。

大ヤマト零号とYAMATO2520見ましたけど、どちらも
足りない・・。
大ヤマトは艦隊戦や組織的なものはあまり描かれなかったし
2520は絵柄から来るキャラの性格の深みのユニークさに
疑問が・・。

ともあれ。キャラはやっぱりこっちの方が・・。

それと。
あの主砲音を変えるのだけは絶対に許せないのですけれど。
短編小説『抜け殻』 第4回(全8回)
←第3回へ

本人がいなくてもいないことにならなかったのだ。ドアを閉めた
としても、内側から
「いや、いるから。いないというのは・・それって何をもって?」
と、存在の声がボソボソポソポソ漏れてくるのだ。それに対する
「いや、君いないから。」
との言い返しは、否定した当人さえ納得出来てないため、説得
力を持ち得ない。

存在の宣言について・・。
その人がその人であるというのを他人が認識するのは、本人が
「そうである」と宣言するだけではだめなのだろう。
様々な極・周辺のモノ物者・・、服や髪型、生活品、発言、他人
からの当人情報、それらが寄り集まって輪郭を固め、結果として
出来る認識の空間、皮ではない、しかしサナギの中身ではない、
サナギと内側存在の狭間に生じるものこそが
「その人である」ということの実体なのだ。

それはつまり逆に言えば
「たかが本人がいないくらいでは、どうしようもなくその人は
存在してしまう」ということでもあるのだろう。

結局の所。他人と、感情感覚を完全に融合させることは出来ない
のであり、ゆえにこそ約束事の更新の積み重ねの中で我々は
「他者」を認識し生きている。
自分以外の人が、単に自分以外の存在ということではなくて、
突出して、あるいは平凡にぽっこり独立した人間であるという
確認が日々認識され構築更新され続けていく。

いや、他人だけではない。己自身だって、実際はそうだ。髪の
長い人が自分と認識しきれずに髪の先を電車のドアに挟んだり
することはままあるものだ。まだ、その部分はうまく自分になって
いないというのも一因だろう。

こんなことはよくあることで、ジュースを飲むつもりで口をつけたら、
実は牛乳。でも一瞬舌が「牛乳を待っていたのに」という抗議の
反応と共に牛乳の味の幻想を脳が見てしまう。
また、潰れた店が新しくなった時に前の店がダブって見える現象。
止まったエスカレーターで体がぐらつく例の奴。
いくらでもある。

これほどまでにあやふやな世界の中、我々は漂っている。

つまり、我々の心体は単純停止した現実ではなく、多角・流動的な
たゆまぬ内外の更新の中で生きている。
いや、その流動こそが現実の正体なのかもしれない。

その意味で・・。
やはり、あまりに彼はまだここに居過ぎる。
しかし、だとしてもそれは―

しばらくしてから、まず僕の方が口を開いた。
彼さ。親兄弟いたっけ。
坂口は一瞬考え
「・・・。いやぁ。もう、いてへん言うてた思う。親戚くらいなら、いる
思うけどな。そぉいう歳や、オレら」
恋人は―、と口にしそうになって、いたら僕らとつるんで
うろうろしたり泊まったりしてないかと気づいて苦笑した。
笑ってる場合じゃないんだけど。

第5回へ→
◇先週~ 抗えぬ道も大自然力なら・・のこと
◇某日。二週間前に気になった「抗っても同じ道」について
検証すべく、新宿→アキバ間・徒歩の道を再び敢行。

要するに・・。
目的地が同じならば小道をでたらめに選んで斜めに突っ
切っても知らぬ間に条件が揃い高確率で同じ道を辿る―、
ということがあるのかどうかを調べるということですね。
「要」して無い・・。

結局の所、全く違う道を歩きました。
理由は簡単です。
「条件が揃わなかった」から。
なにせ、33度の気温は予定していなかったですから。

ええ、そうです。
あの、テレビニュースでことごとく温度計が画面に出る
演出をしていたあの日ですね。
なんで、よりによってそういうめぐり合わせになるのか
わかりませんが。ちょっとだけ、太陽に憎しみを持ちました。

そういう日に3時間外を歩くと、考えるのはもはや日陰の
ことだけ。

道順とかいいです。
大通りとか信号とかいいです。
とにかく日陰が多いほうに吸い寄せられます。
その結果、見たことも無い道に。そぞろそぞろ・・。

戸山公園を通ったのは初めてですし、その先にはなんか
馬鹿でかい敷地の感染なんとかセンターとかありますね。
すでに、思考能力は溶けて流れ出してます。
ここから先は小山になっていて、上り坂がだらだら続きます。

小山自体は、まぁいいですが。。
問題は、小山をまっすぐ突っ切れないことです。
感染なんとかセンターが、壁のように小山への登りを塞ぎ、結果
ものすごい迂回をしなければならず、ヒイヒイ言いながら避けると
今度は寺が出てきて、それもまた横にデンと鎮座ましまし、ズル
ズルと迂回。

で、ふらふらしながらやっと住宅街に入ると、これがまた信じ
がたいことに縦に突っ切れない。それぞれの家が密着していて、
縦方向の小道らしい小道がほぼ皆無。
行き止まり行き止まり行き止まり。
加えて恐ろしいことに、横に迂回すればいいのかい、わかったよ
とばかりに横に歩いていると、その道があれよあれよで下に
下がっていく始末。
見事に逆Uの字の道。
弧を書いて上がって下がって元に戻るだけですか。

ここら辺は一体どうなっているのか。
まるで山を越えさせたくない感じにも思えます。
ここに住めと?朽ちろと?力で奪えと?
暑さで、ここの道の縁辺りが自宅でいいやとか思い始めています。
(ちなみに、先日の暑い日は玉川上水のうっそうとした藪に家を
作りたくなりました。虫が多そうなので、すぐ妄想やめましたが。)

―後に、家に帰ったおり調べました。
それによると、小山の上は江戸の頃町人居住地域だったようです。
その頃からあまり区画が変わってないようで。
そのため、家同士が昔ながらに詰まったまま動かなかった感じで
すね。ある資料によると「狭い路地は、ほぼ江戸時代のまま」だ
とか。

むしろ、手前の田んぼとか奥の武家地の方が明治以降ばらばらに
されたため道路が増やされて住みやすくなっているという・・。

恐らく・・。あくまで予想ですが。
西から飯田橋方向へと広がる田んぼ。そこに繫がる小山に
壁のような町人地域を横に設けたのは、ある種の防波堤だったの
では。
仮に西から兵を進めた場合、小山の上から田んぼの兵は丸見え。
その上、小山に登ってもまっすぐ進むのに苦労する。

その証拠に、この元町人地域のすぐ横の武家地は当時
「御持筒組」が控えていました。つまり鉄砲隊の拝領屋敷。
山の上の町人地域から田んぼの兵を狙い撃つのでしょう。
もちろん、守るのはこの町人地域の後ろにある武家地であり
その先にある当時の江戸城ということですね。

ちなみに、戸山公園は元々は尾張藩徳川家の下屋敷だった
そうですけれど。上屋敷の位置(防衛省)から考えると、ここらの
守りは親藩に任されていたということなのでしょうか。

と・・。
フラフラと歩いていた当日の私は、そんなこと考える余裕もなく
「なんでここらは、店の一つ自販機の一つもないのか」
と息も絶え絶えの一人行軍をしていたわけですけれど。

こんな都会の真ん中で、店も駅も近くになくて。ここらの人達は
どうやって暮らしてるのだろう・・とか思ってました。まぁ、それ
なりに金持ちっぽい家もありましたが。いや、そうでもないかな。
土地自体は基本的に狭いようだし。

なんとか、神田川に抜ける。
ああ、助かった。上に道路があるので日陰だ。
さすがに体力的にまずい気がしてきたのでそのまま飯田橋へ。
そして、勝手知ったる道をアキバへ・・。橋がいくつかあり由来が
書いてあるが又今度読むことにして素通り。それにしても、休め
そうな橋の柱辺りは「立ち入り禁止」テープが張ってあり休む
ことも出来ない。
ううう。まぁ、休むのではなく住んでしまう人がいるからだろうけど。
水道橋辺りはいつもの道・・。

アキバの外れに到着。
神田川が望める位置に大きな交差点があって・・。そこにある中華
店横のちょっとした庭前に座る。いつもアキバに入る前にここで
一休み。
眼前にはヤマギワの閉店してる大きな店舗。いつ来てもここらは
人がいない。

しばらく休んでから、「さて行くか」と立ち上がったのだけれど―
交差点の向こうに一人・・いる。白い自転車の横に―
私が信号変わるのを待ってると、何気に視線を私にロックオン。

「ちょっといいですか」
はい、警察官が現れました。

無言の私。
さすがに・・もう・・なんで「ここアキバ」でまで・・。
こないだは出発点で、今度は到着点ですか。出来すぎ。

それにしても。
だって、ここらってみんな私みたいのばっかだし・・。
色々頭の中をよぎる。
ずっと無言でいると、さすがに勘良く
「よく、声かけられます?」と聞かれる。
「まあ。。五、六回」
後はお決まりのやりとり。

結局何も調べられないまま開放。気づけば、いつのまにか周りの
人達がヒソヒソとこちらを見ていますよ。当たり前ですがオタばかり。
だからなんで私。

それにしても、何回聞いても職質の明快な基準を教えてもらえま
せんよ・・。
ネットで調べると「勘」「上司に言われたから」「気弱そうだから」
「目つきが危ない」「雰囲気」「服装」「大きいカバン」等がありますが、
アキバでそれ言ったら、朝から晩までひっきりなしでしょうに・・。
まぁ、アキバでぽつんと人を避けて座っていたからと言う気がします
けれど。

結局、この日はこれ以降の記憶はほとんどなし。だってもう疲れて・・。
夏場はこの道行きは体力を使いすぎるので封印します。


◇某日。サ○トリーとキ○ンの経営統合って、独占禁止法に抵触
しないのかなぁという話がちまたであり。。。

「ある程度自由に市場における価格,供給数量などを左右する
ことができるようになる」という点なのですけれど。
そこで、はて・・と思ったのが以下のこと。

もし企業が、国内のシェアだけでは成り立たない形態になり、
それを打開するためには資本を増やさなければならないとなった
場合。極端な話、それが国内シェアの10割、つまり全てだったと
したらどうなるのでしょう。形としてはもちろん国内独占ですけれど。

でも、ライバルの他国企業が日本の数倍の資本を持っていて、
そちらの国内では10パーセントのシェアなのだけれど、こっちに
持ってきたらその相対的な比率からこちらの国内のシェアをごっそり
カバー出来、さらにそれに応じた低価格帯にも設定できる自力が
ある・・という事もあるはず。

そういう状態で「違反だから、50%シェア超えないで」
みたいな事を国内会社に言ってこれから成り立つのでしょうか。

もちろん、だから外国製品に税を・・というのはこの時代は現実
味が無いわけで。内需限界、ましてバイジャパンは諸刃ですし。
いや、詳しくはわからないので間違ってるのかもしれませんが・・。
そもそも、すみません私ビールほとんど飲まないし。

ただ。
反面、確かに一部企業が巨大化し軸足を海外に置いた場合、
結果として国内の細かいニーズに答える必要がなくなることは
ありえるかと。
商品の取捨が行われ、国内で人気があっても他国ではそうでも
ないものは状況によってはラインを圧迫するので、例え単体では
黒でも製造停止もないこととは言えないはず。

他人事ではなく。
アニメでもそうですね。
国内でペイしないからと海外配信を軸とした作品を作る時など、
海外の倫理や社会観を考慮しないわけにはいかないですし。
「某国ではテレビでおへそ見せられないから、キャラコスを地味に」
という話は冗談ごとではなかったですからね。
ほんと、笑うに笑えない・・。

その結果、こちらにマッチングしない商品を作られる可能性は
あるわけで。それでこちらが文句言っても「なんで、利をくれない
人達の言う事を聞くのか」とスルーされるわけです。

そういうことは、システムとしては常にありえる話ですね。
強く思い当たるのは、国外国内の話ではなく、年代や趣味に
よる選別ですけれど。金を持っている人、払う人が多い世代に
向けたジャンル、多数の趣味に向けたジャンル・・。

そういう時に、マイナーになった人達がどうやって己の意見を
通し形にしていくのか。それともただ押し黙り去るのか。

様々な事柄で、広域を見た総合戦略が必要になることがあるのは
否定しないし否定出来ないものの、そういうサイレントマジョになり
埋没しかねない所も出来れば考えなければいけないのだろうと
思うのですよ。
というか、考えて・・。お願い。

いや、私にも案は無いですが。

単に、思いついたことを記述しないと、毎日頭の中をグルグル
して他の事を考えられないから書いただけなのです。
それだけ。

あー、すっきりした。これで忘れようっと。
孕み使徒綾波さん3 作業中~
◇孕み使徒3のコンテです。
今は下書き中。間に合うかなあ。


孕み使徒綾波さん3  コンテ





















短編小説『抜け殻』 第3回(全8回)
←第2回へ

繰り返すが、もちろん中には誰もいない。
ただ、誰にも経験があると思うが、重い布団からそーーっと
体を外に出すと、まるでサナギのように布団がそのままの
形を保つことがある。その状態なのだ。

抜け殻か―。
僕は小さく口にする。

「・・・。そやな。つまりは、あれや。これはあいつの形か」
その坂口の言葉は、己自身の疑問に自答したのか僕に答えたのか。
彼は少し大柄だった。だから布団の抜け殻の空間も大きかった。
横幅も高さも、足の方の膨らみも長い気がする。

それにしても見事に形になっているなぁ。寝相ががよかったのだな。
僕など何度も寝返りを打つせいか、毛布がどんどん布団外へと国外
退去してしまう。
それに比べれば、彼のはメイン布団のすそ横にベージュ色のふもふも
した毛布がちらりと見えはするものの、そのほとんどが内側に埋没して
いる。また、枕などもきちんと布団の横と縦それぞれに並行直角に
置かれていた。頭の形のまま沈み込んだソバ殻枕は、彼の頭の重さを
残し置かれている。

よく見ると、目覚ましが枕に寄りかかるように倒れかけている。
あそこに手をかけて止めたのだろう、文字盤がこちらから見える所から
察すると、時間を見ることなく起き上がったのかもしれない。
そうとも限らないが。

「オカルトには興味ないんやけどな―」と坂口が唇をチロと湿らせ開き、
自分の声を確かめ聞くように慎重に、しかし確信をもつように言ったのは、
僕が同じ様なことを考えていると感じ取ったからだろう。
「なんや・・、いるみたいやなぁ」

ああ、ほんとに。
『出る』とか『出ない』とか言う話ではない。そういうことではなく。
ロジックというかメタ要素の混乱と言うか。あえて言えば、我々の彼に
ついての人生退去情報量増減バランスがここに来ることによって
歪められてしまったということだ。

今回の件につき僕らが知っているは、どちらにしろ単なる情報だった。
量自体も少ない。そんなものは極端な話、テレビをつけた途端に目に入る
見も知らぬニュース素材の人間達の事柄と比べても、情報としても感情
移入としてもどっこい程度のものだ。
勝ち目は五分という所。いや、勝ち負けでは無いか。
いや、やはりそうなのか?

ともかく『いる』『いない』という点における存在の住み分けで言うなら、
ここに来るまでは暫定で『いない』というカテゴリに置かれた彼が、ここで
付加された情報量により『いる』のカテゴリにスリッパの先端程度は
戻り込んでしまった感があるのは―・・これは仕方の無いことなのだろう
と思いたい。

それとしても、どうしよう。
そう坂口に言うと「どうするて」と聞き返された。あちらも困惑しているらしい。
お互いに何も考えずに入ってしまい、相手がこの先を考えていると
思っていたのだろう。
顔を見合わせ、力なく重力に任せて顔の筋肉を若干弛緩させるしかない。

ここに来たのは、ただいないのを確かめたいそれだけだったのだから
仕方ない。
ああ、いない。なるほどそうなのか。納得納得。情報どおり。彼は
いないのだ。後はドアを閉めておしまい。
だってそういうものだろう。
外出の時などに一度外に出たものの、ガスの元栓が気になってもう
一度ドアを開けるようなものだ。ただの確認。
『ああ。やっぱり締まっていた』という―

でも。今回は何を間違ったか、確認がうまくいかなかったのである。

第4回へ→
◇先週~ 電球取り替えたかっただけのこと
◇某日。そうですね、私としては電球を取り替えたかっただけ
なのです。

浴室の明かりを点けようとするも、何も反応なし。
どうやら、電球が切れたらしい。
そういえば、最近取り替えた記憶なかったっけ。・・・。
なので、以前買った電気屋に行こうと外に出て、そこで気づく。
「あの電気店、去年潰れてる・・。」

確かブログにも書きましたが、前回電球を買ったのは近所の
ラオ○クスでした。そのラオですが、今はもうありません。
えーと、現在も空き店舗のままですね。
そもそも、会社としてえらいことになってるようで。

そうなると、ほどほどの電気屋が一つも無いんですね、ここら。
ラオで買う前は100円ショップで買っていたのですが、当然の
ように短期間でダメになるので、ラオに乗り換えたのですよ。
その都度、がちゃがちゃ取り替えるの大変だし。
(後で考えると、その方が良かったのですが。それは後に)

仕方なくヨ○バシに電球一個を買いに行くことにしました。
うーん・・。ラオですら電球一個は後ろめたいのに。

それに、実の所この日は出かけること自体がイヤでした。
前の晩から背中の筋肉が何故か痛かったのです。
上を向けない。寝返りも辛い・・という状況。理由はほぼ不明。
もしかしたらと思い当たるのは、寝ゴザを敷いて寝るように
なったことくらい。敷くと涼しいので。
・・。確かに少し硬いかも。

ともかく、そういう状況なのであまり運動したくないという状態。
でも、浴室に明かりがないのは辛いし。

なので、仕方なくヨ○バシへ。その照明売り場へ。
以前に蛍光灯を買いに来たことはあるので、電球売り場は
見たことが―

あれ。ない。 
いえ、似た形のありますけど。これって―
け、蛍光灯電球・・でしたっけ?いつの間にか、電球売り場の
メインが蛍光灯電球に。
うわ、出たよエコ。
私にとっては(ここから数行、エコ愚痴が続いたのでカット)
ともかく、高いのでスルー。
探し回ると、端の方に電球が追いやられてる。そうですか。

あ、蛍光灯で思い出した。
市ヶ谷駅近くの中華料理屋店前に貼ってある
料理写真は、蛍光灯の下で撮られています。

青い光の下で肉を撮るとすごく気持ち悪いです。
詳しくは言いませんが。同等の理由で、レストランなども
蛍光灯は避ける傾向があるようですが、さてどうなるの
でしょう。
まぁ、元々私は料理の写真見ると気持ち悪くなるほう
なのですけれど。和菓子とか果物は別ですが。
動物は気持ち悪い。 いや、バクバク食いますけれどね。
私的には、おいしかろうとイナゴの佃煮をまじまじとアップで
見たくない・・というのに通じる心裡ですね。
関係ない話終了。

電球を買って帰り、浴室に入る。
あ、そうか。
椅子が無いと手が届かないのを思い出す。
・・奥の部屋から持ってくるには椅子が大きすぎるから、
いつもは台所に放置されてる椅子を使っていたのだけれど。
その椅子は掃除途中で数ヶ月忘れた状態で、ヒーターとか
服とかの下敷きになっているのでした。
ヒイヒイ言いながら椅子を掘り出す。
う・・背中イタくなってきた。

浴室に椅子を置く。乗るとグルグル廻りますね。怖い。
傾いてるよこの浴室。前はこんなじゃなかったのだけど。
風呂の淵に片足をかけて固定。
天井に手を伸ばし、電球カバーの大きなガラスボウルを
取ろうとひねって外そうとする・・けども。
んっんっと、あれ。
廻らない。 何で。

右に廻しても左に廻してもぴくりとも外れない。
それどころか、天井設置部分がガラスボウルを廻す
たびにメキメキいってる。根元から剥がれそう。
なんか、湿気でさびついたみたい。
こんなこと今までなかったのに。どうして

さては。
今までは100円ショップの電球だっからすぐ切れた。だから、
その度にカバーをまわして外していた。それで、さび付く暇が
なかった。
長持ちも良し悪しですね・・。

上を向いてるので背中が痛い・・。
何度やってもはずれない。ううう。このままだと真っ暗風呂か。
頭に来たので
「このっ!」と喚きつつ思い切り廻すと―
ぱかっ
と取れました。ありゃ。
やれば出来る子だったか。

ま、まぁ。取れればよいよい。
とにかく、ボゥルを片手に切れた電球を外して用意した新しい
電球をつける。後は、ガラスボゥルの蓋をハメ戻して・・。

はまりません。だから、何で。

なるほど。買ってきた電球の大きさがガラスボウルの穴より
大きいようです。
電球には、色んな大きさあるんだと学びました。
私はただ、電球をつけたかっただけなのですけれど。

背中がすごく痛いよ。


補足。
仕事机の電球を浴室のと交換しました。
結構長いこと机の電球は使っていたから、浴室の明かりは
すぐ切れるのだろうなぁ。

補足2
よく考えたら、近所に西友があったのだった。
次回からそっち行こう・・。


◇ヨ○バシに行ったら、なにやら特設会場がある。
そういえば、ド○クエの発売でしたね。
なんか、アマゾンの評価がむちゃくちゃですが。
妖精が相当顰蹙買っているような。。。わかりませんけど。

私はド○クエ4あたりやろうかな。


◇某日。
村上○樹さんの「ノル○ェイのなんとか」を読みましたよ。
生まれて初めて、この方の本を読みました。

告白します。
すみません、村上り○うさんと区別がついてませんでした。
「なんでアクションがないのかなぁ」とか最初読みながら思って
ました。
昔、永野あ○ねさんと永野の○こさんをごっちゃにしていた
私ですから許してください。
そういや、夏コミは永野の○こ先生スペース取ってるのかなぁ。
もう一度買いに行きたいなぁ。
こちらは、検索逃れで伏字にすること無いか。永野のりこさんですね。

また、話がずれた・・。
もちろん例の新刊の影響ですね。
1○84というタイトルというか年号が、私としてはかなり気に
なったのですよ。自分のマンガのタイトルでも使うくらいに色々
あった時代だったし・・。あの時代はねぇ。

それにチラと内容聞いたところでは、どうやら舞台が昔住んでた
家の近所であるらしいことと、テーマがあの時代あそこに住ん
でた人間は避けられなかったあの事件のことらしく、そこも気に
なったので・・。

でも、図書館で借りるのはしばらくは諦めました。
なんと500人(!)待ちということなので。26冊蔵書があって
それですから。予約して借りられても年末ですしねぇ。

「ノル○ェイのむにゃむにゃ」は面白かったですよ。
書かれた時に読んでおけばよかったかなぁとは思ったものの。

読んでて思ったのは、この流れの先に「モテモテ萌えジャンル
ストーリー」があるのではと言う事ですけれど。鬱ゲーならあり
そうなストーリー・・。

ラノベにあっても不思議じゃないですね。
いや、というかラノベ自体が名が体を現さなくなりつつあるので
しょうが。


◇例の実物大ガンダムは無事完成しましたね。
なんだかんだで、まだ見に行ってないのですが。暑いし・・。

それはそれとして。
九月の実物大 鉄人28号も楽しみです。
ただ、私の記憶では身長は8メートルくらいと思っていたの
ですが。(原作の初期はどうみても3メートルくらい・・)
でも、ショタくんが手に乗って飛んでるしなぁ。


◇持ち込み用コンテの直しが完成。後はカラーイラストだけ。
根本からの色々な改変はかなり大変。でも、まだダメだろうなぁ。
書き終えてから気づいたこと幾つか。でもさすがにこれからでは
かかりすぎ。

孕み使徒は遅れ気味・・。コミケ考えると優先順位が微妙。
来月コミケ直前までバタバタやって、また印刷所さんに迷惑
かけそう・・。でも、出さないとほんとまずいし。
短編小説『抜け殻』 第2回(全8回)
第1回へ←

そもそもが、別に彼の部屋に入る必要も無いのだ。

それは、こちらに向かう途中で気がついていた。もちろん坂口も
気づいているはずだ。お互い何も言わなかったものの。

もちろん、ここに今・・彼だった存在はいない。
彼は遠くでそうなった。この部屋とは関係なく。
坂口は、何か部屋に入る必要のある流れを探したかったのだろう。
「鍵がある」
そう僕に言ったのを後悔していると読み取れる挙動がここに
来るまでにいくらか垣間見えたものの、そこには気づかないフリを
した。まぁ、坂口は気づかないフリをしているのを知っているという
フリでバランスを取り直しているのだから良いだろう。
お互いに都合の良い理屈をつまむのは、うまく生きる秘訣の一つ。
実にグラグラではあるけれど。

薄暗い中、部屋はいつも知っている彼の部屋だった。
手前がキッチンで、奥に長いつくりの六畳程度の典型的な一階
中部屋のワンルーム。
彼の匂いがするが、それはむしろ特定個人のというより、単に
他人の匂いはこうなのだろうという匂いのおぼろげな公約数と
思えた。
流しには、茶碗と小皿などが油の浮いた水鍋につけ置きされて
おり、水から少し出た碗のフチ上には、箸が「ごちそうさま」と
いう形で揃えて置かれていた。それが、妙におかしかった。

数コンマ秒間、僕の脳シナプス電気信号は坂口にそのネタを
振ろうとしたが、これは3年は封印だと、やはり数コンマ秒で
ぴぴぴと気づく。その程度の常識はあるものの、脳裏に描かない
ほどには常識的ではない。

手元にあった壁スイッチで明かりをつけると、チチと薄く音がして
部屋の奥が薄青く浮かんだ。
閉まった形のカーテンが四角く、茶色く、目に飛び込んでくる。

もともと、あまり物を持つことに執着しない性格なのか、彼は本は
買ってもすぐ捨てるか売るかしてしまうし、家具はリサイクルの
最低限で間に合わせ、電化製品も持ち歩けるのが一番と小物
のみだった。

言ってみれば、彼はここに立ち寄る生活をしていたのだ。いや、
そのつもりはなかったのだろうけども。
別に、旅に明け暮れていたわけでもない。とはいえ部屋に最低限
以上の痕跡を残すことも結果としてはせず、故にせいぜいの所、
ここは他のどこかではない、という程度の状態になったのだろう。
部屋が物理的な意味以上にガランとして見えるのは、生活の
有機的な重なり、交わりをしてないせいなのだろうか。
言われず判断すれば、まるで慌てて転勤してきた単身赴任者の
様相とも判断できただろう。
―なので。この部屋で一番生活感をかもしつつ、場所を取るのは―

「う。あいつ、布団出しっばや」
と坂口が戸惑ったように、つぶやきうめいた。僕も同じ物を見て喉を
低く震わせる。

言うとおり、奥の部屋のフローリングにこちらを頭にして布団が
幅を利かせ、しかしポツンと引かれていた。それもきちんと中央に。
出しっぱなしなのに部屋のきっちり中央。
ああ、彼らしい。
しかし、僕らが戸惑ったのはそれとは少し横ズレた理由だった。
布団の形だ。
中には誰も寝ていないのは確かだ。確かなのだけれど。
その形が・・・。
彼が最後に起きた時のまま、掛け布団がもり上がっていたのである。

一瞬、息が詰まった。
まだ肌寒いこの季節、薄水色カバーの布団は、ずいぶん分厚いもの
だった。そしてこの掛け布団の形が、まるで人がそのまま入っている
ような形のまま盛り上がっていたのだ。

ぽっかり、大きく、暗い穴をこちらに向けながら―。

第3回へ→
◇先週~ あらがっても同じ道のこと
◇某日。新宿からアキバまで歩くことにする。

なんでそんな距離を・・とか言われそうですが
それほど遠くないような気がしないような気がしないでも―
・・・。このネタ最初に言ったの誰だろ。
桜の木の下に花を供えて場所取りするネタ並に聞きますね。

実は前に一度歩いてます。あ。話し戻しました。
ここには書き忘れてたのですよ。結構ありますね、そういうことは。
最近、家でのパソ作業がどうしても終わらずイライラしてたので―
良い気分転換。曇ってはいるけど今日は大丈夫。

新宿駅中央口の階段を上がり「ああ、天気大丈夫だ」と安心。
よし歩くぞと、外に出た所で
「もしもし。ちょっといいかな」と警察官登場。

「またかよっ!」
と間髪いれず突っ込みを入れた後、さっさと交番に(例の駅前の)
行こうとする私。すると
「いや、ここでいいですから」と言われたので、それならと
例の通り、カバンの中だの腰紐だのを言われる前に見せようと
すると、なんか慌てて
「あ。。悪いものは持ってませんね。ならいいです」と取りやめ。
約二分で終了。町に出て最短職質、および最短開放。

それにしても、新宿の歌舞伎町近くで怪しく見られるのは
あまりにイタイ気がします。他にいるでしょう・・他に・・。
(※補足 最近、警官を見かけると道をよく変えてます。
もうイヤ・・。)

気を取り直して・・。歩く。
実の所、靖国通りをずいずい行き、市谷辺りで折れて後は
神田川沿いを歩けば間違いなくいずれは着くのだけれど、アキバ
行きの場合はそのコースは取らないのだった。それは別の散歩
ラインのためのコース。

そういう私なりの不文律があるのと、四角の辺を歩く感じになる
のでそもそも遠回り。
なので対角線を歩くことにする。要するに小道をじぐざくと斜めに
適当に突っ切るということ。

実は、前回も同じ感じで歩いたのだった。
で、今回も「着けばいい」という感じで、ほぼでたらめに歩いて
いたのだけれど。。。

ありゃ。

最初こそ気にしていなかったのだけれど、そのうちに気づいた。
適当にでたらめに曲がっても、前回歩いた折りに道で見かけた
様々なものが何度も目に入ってくる。

どこかで道順違えれば、そんなことは無いはず。けれど、どこ
までも何度も見覚えのあるモノが。
もちろん、同じ道を歩いている記憶は全く無い。

なんとも変な感じがしたので、一回「ここは絶対通ってない」という
道を見つけ、わざと横にそれたけれども、しばらくするとやはり
見覚えのある建物が見えてくる。

それは確かに―
向かっている方向は前回と同じなのだけれど、小道の選択
パターンはそうそう一致するはずもなく・・のはず。
・・・無意識でも選ぶ根拠が同じなのかな、―と少し沈思。

パン工場裏。くぼんだ公園。かりんとうのような建物。小学校
裏の坂道。狭い道横の広大な空き地。なぜかある、お店横の
公衆トイレ。人間大ガンダムのある店。板塀の大きな屋敷。
全部前回と同じ。つらつら出てくる。

適当に選び、今までとは違う道を選んでいるつもりでも結局
どこかでつじつまが合って最終的に前回と同じ道をたどって
いる。なんともなんともなんともイヤな感じ。

―・・たぶんこうじゃないかなと思ったのは以下のこと。

じぐざぐをメタとして直線を想定し上がっていく作業は、基本的には
「横」「縦」がはっきり分かる小道を選ぶ。でないと迷うから。
ここでまず選択が狭まる。
また、少し大きめ・・ほどほどの広さの道を見かけると無意識に
安心感のあるそちらの道に行こうとする。
その結果、そこに至るまで多少のズレがあっても視界の範囲内で
大き目の道があればそこで合流修正されて、リセットスタートされる。

これは、信号機がある大きな道は尚更そうだろう。
前回順路とはかなりズレた小道を歩んでも、大通りというのは
そこらの小道の多くを数キロに渡ってばっさりと平等に分断している。
そして、その大通りに出た途端「ああ、ここはアレなのだ」と私は
照合理解する。そこで、前記ののほどほど道と同じ様に、安心のため
知っている目安があれば近づいていく。

さらに、それを望まなくても大通りは大抵信号が無いところは渡れ
ない。そして、信号はそうそう数メートル置きにあるわけではないので、
次の信号へと大通り沿いに歩いているうちに、なんのことはない前回
渡った信号まで修正合流していたりする。
激しく、再リセット。

こうやって、自分で選んだつもりの新たな道が、実の所は自分の無難
さを選ぶ傾向や、世間の大きな流れにより知らず知らず修正され何度
やっても同じ道を選び、見るものやること同じになるということかと・・。

あれ。なんだろう。
ものすごく気分が落ち込むのはなぜですか。
山は死にますか?海は死にますか?

そんなことを考えつつ、アキバ着。
さすがに足が痛い・・。(二日後の夜中に足が吊りました)
ベンチに座って川の流れを見つめつつしばらく休む。
横のベンチで、町を家としている方が、古雑誌を一心不乱に磨いて
いる。目の前を多数の白人が通り過ぎていく。
変な世界。

町には、メイドさんより浴衣女性が増えていて私的にはかなりオッケー。
結構気分良い。ただ・・。ビルの狭間でメイドさんが喫煙してるのは
腰砕けになるほど、(わかってはいるけど)止めて欲しいなぁ・・と願う。

ラジオ会館散策。コトブキヤとか行く。筋肉ねーちゃんのフィギィア
とか、太めキャラとか見たいなぁと思ったけどほとんどない。
今考えると、キャミーは貴重だったかもしれない。
ああ、RDのユキノちゃんとかないのかな。いや、真逆ですが。
ホロンさん、ウィンドーの奥に追いやられてる。あるだけましか。

コトブキではないと思うけど、スペクトルマンの金メッキフィギィア
がある。これはちょっと欲しい。なんというシニカルな顔のデザイン。
なんという濁った胸プロテクター。昔からスペクトルマンは好きなの
だった。内部図解男だし。

ケーブックスとかも行く。
エロエロ漫画コーナー。さすがに客は男だけ。結構年配の方もおられる。
頑張ってください。
しまった。疲れていて何を見てもなんとも思わない。

さらに上の階の特撮系の食玩の店に行く。
真っ先にスタートレックのフィギィアを探す。
うう、数個あるだけ。それも高い。エンプラEかぁ。無印かAなら
欲しいんだけど・・。それにしても乗り物SFメカ物が少ないのは
なぜなのだろう。

ところで、別の店で見た不思議の国のアリス食玩も欲しかった
のだった。

ラジオ・・を出てとらのあなへ。
うちの在庫、まだあるね。この分なら、コミケの頃でもあるかと。
出来れば夏の新刊と一緒に売っていただきたいもの。
なら、原稿描かなきゃね。はいはい。
それにしても、今はこれといった売れジャンルがないのかなという
感じもする。結構みんなバラバラ。
しまった。同人誌エリアの上階行き忘れた。そこは東方一辺倒
なのだろう。

とらを出て当てもなくうろうろ。さすがに疲れた・・・。時間もそろそろ
まずい。まんだら素通り。うう、ロボット関係行きたかったのに。
ツクモ横目で素通り。階段、多いんだもの・・。

微妙に外人さんの格好がくだけてきてるなぁとか思いつつ・・撤収。


◇アパートドアに宅配の不在連絡票が入ってましたよ。
・・・。
知らない人からなんですけど。というか、宛名が私ではない。
つまりは、間違い宅配ですなぁ。

ただ、どこかで見たような名前。
ともあれ、宅配業者の間違いだろうと思い、そのまま放置。
二日後、また不在票・・。
仕方なく宅配業者に連絡。
業者の言う所によると、どうやら送った人間が住所を書き
間違えた様子。

なるほど―、と思ったものの小さな疑問もあり。
不在票によると表記はこんな感じ。
送り主「(仮)長谷川」あて先「(仮)長谷川一郎」
たぶん親族。

そこで思い出しました。
確かこの名前は、私の部屋に以前居住していた住人。
と言っても、8年近く私はここに住んでるわけですから、それ
以前ということに。

うーん。
親族が8年前に引越したのを知らないというのも、なんだかなぁ
と言う気もします。色々状況を想像するのだった。


◇あの、神矢みのるさんが絡んだロボが発売。
ついに来たのですね、この時代が。
実際の戦闘力は、デザイン上の関係で正直期待できない
でしょうが(他の動画でコロコロ倒れてるし。。)
ポージングやカッコよさに特化したロボというのはアリだと思います。
もし、リボルテックとのコラボが成功しヒーローロボのポージングを
完全再現できたらすごいですよ。まあ、空は飛べませんが。
(水中での『空中戦』は可能ですね)


◇何か怖い、最初の「ドナルド」。向こうではロナルドですね。
演じるはウィラード・スコットさん。



◇2009年度・春季『最近読んだライトノベル・・周辺』

大伝説の勇者の伝説 5巻
いつか天魔の黒ウサギ  3巻   鏡 貴也さん

ラグナロク 9~11巻 安井健太郎さん

我が家のお稲荷さま。 3巻 柴村仁さん

狼と香辛料 3巻  支倉凍砂さん

AURA  全1巻
人類は衰退しました 2~3巻 田中ロミオさん

星界の紋章 全3巻 
星界の戦旗 全3巻
星界の断章 2巻まで(続巻ないのかな?)森岡浩之さん

ウェスタディアの双星 3巻 小河正岳さん

宇宙一の無責任男   全9巻
宇宙一の無責任男・外伝 全5巻
無責任黙示録      全5巻  
旋風のカガリ   全5巻+外伝 吉岡平さん

鋼殻のレギオス  1巻   雨木シュウスケさん

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 全1巻 桜庭一樹さん

キぐるみ           全1巻 D[di:]さん



無責任男は、こういうジャンルの創世記がわかって
楽しいですね。黙示録は逆に手馴れててかなり普通・・・。
「真」シリーズもたぶん手馴れてるのだろうなぁ。

個人的に好きなのは、やはり『人類は・・』ですね。
それと『レギオス』はこれからどんどんおもしろくなりそう。
さすが有名作品。ただ、相変わらず予約が多くて次巻を
読めるのはいつのことやら。


それと・・・。
結構トラウマになったのは、文句なしに
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』ですね。
これをラノベとよんでいいのかどうか。
イラストも文章もそういう感じではあるのですが・・。
日常の話ですし。ページ少ないし。
某四コママンガの中のネタでキャラが「ショックを受けた」と
発言してたので読んだのです。確かに、思春期の時に
読んだらダメージ大ですね。

お勧めしません。でも・・。
ええい、認めよう。好きです。なんかわかる。あの子。

逆に「キぐるみ」は、痛々しさの方向性は砂糖・・に似た感は
あるけれど、私には合わない感じでした。すみません。
アマゾンレビューの星三つの人と感想は大体同じ。
絵本が好きだったので読んだのですけれど。

あ。今気づいたけれど、キぐるみと「あわせて買いたい」が
砂糖菓子になってるのは分かる気がします。

痛々しさと言えば、AURAもかなりそうですね
アマゾンの評価が高いのを見ると、私とは視点が違うのか
なぁとか思ったりします。
「オタ、やった!」という視点にもなれず「パンピー気の毒」
ともなれない。私の視点はどこなのだろうか。
◇広げられたブルーシート
◇「色んな物の大量盗品」などで
盗まれた物を体育館などでブルー
シートの上に広げてテレビで流れる
ことがあります。
そこで、気になることがいくつか。

一つ目・・。
あの体育館ってどこなのでしょう。
カメラとか宝石ならいいですけど、
下着などの場合、小学校体育館に
並べるのもどうかと思うのですよ。
いや、盗品の時点でアウトの気も
しますが。

んー。
たぶん地域体育館か警察関係の
ものなのでしょうねぇ。
調べてもわかりませんでした。
(以前見たのは柔道場っぽい所)

二つ目はブルーシートそのものに
ついて。
この件に限らず、下に敷いたり上
から被せますが―
なんで、基本的に青いのでしょう。
例外はオレンジか黄色。

これは調べたら簡単に分かりました。
元々工事用などで使うものですから、
青なら空と混ざることで景観を乱さ
ないとのこと。もう一つの理由は、
青ペンキは安い―だそうです。
(ほんとかいな・・)

事件現場などで、ブルーシートの
色が空に混ざることで景観を守る・・
ということなどは少しも期待されて
無いだろうとは思うのですが。

なので。ソレ用のシートを開発したら
どうかと思いますよ。

「森の中で被せるために緑色」
「犯人立会い検証で目立たぬ肌色」
「広げた下着が映える濃い黒色」
などなど。
(下着が黒多数の場合は一考)
どうでしょう。

ところで。
この件に関してネットで調べてると
「警察は、下着を広げるな!」
「テレビで映すな!」という女性の
不満があちこちで溢れてて、少し
驚きました。
全く意識の外にありましたよ。

そうですか。まぁ、そうですよね。
それするなら、違法DVDもきちんと
パッケージを並べなければ不公平
というものですしねぇ。

是非是非、並べて欲しいのです
けれど。
短編小説『抜け殻』 第1回(全8回)
☆あらすじ。
---------------------
どこかで適当に死んだ「彼」の友達の
僕と坂口は、それはさておき「彼」の部屋に
誰もいないのを確認しに行く。
理由は特に無いのだった。

※なんとない日常の、ほんの少し奇妙な短編小説
全8回。
---------------------

知らない所、どこか離れた所でごくごく普通に彼は亡くなった
ようだった。詳しくは知らない。

ともあれ。それを知った僕ら二人が、いつもの駅前で
あーあー、よぉ。
「おお、二日ぶりやなー」
と落ち合って彼の部屋に向かったのは、まだ当日の夜のうち
だったと思う。

彼のアパートに着いてキーを差し込む時、坂口はちょっと手を
止め別に言い訳でも無いのだろうが
「ああ、ほら。あいつから預かったままやったろ・・・鍵。おととい
ランドリー行った時」と、ちょい首をこちらに傾け言った。

そう・・。坂口は彼の鍵を預かっていた。かける時はかけるが、
施錠しない時は一切しない彼は、几帳面さと猥雑さが入り混じり
つつそれがうまく同居しているような所があった。
だからこそ、今回のように(次回は無いが)なんだか知らない
遠くでいきなり死ぬという離れ業をしながらも、結局は語ることも
ない普通の死に方であるという、こちらにしてみれば大きな口を
開けたまま声帯を震わすことも無く、静かに閉じるしかない状態も
実に
「彼らしい・・」と言えるのだった。

この部屋に遊びに来た先日、外食ついでにランドリーの大洗濯機に
大量の服を突っ込もうとした彼は、洗濯カゴからコロリと鍵が
出てきたのを見つけ、ポケットのないスウェットで手に持ってる
のも鬱陶しい・・と坂口に預けたのだろう。

彼は洗濯ネットを使っており色物とか分けていたけれど、そのくせ
ドライ表示もただの気休めと一切関せずに、ぐいぐい突っ込んでいた。
僕は、横目で数週間前の青年誌をパラパラさせながら洗濯機に
寄りかかりそれを見ていた。
何も言わなかった。
結局の所、着るのは彼なのだ。だからそれでいいと思った。

あの日・・・。おまえが彼の食事代出したのだっけか。
と、僕は坂口に言う。
「ポケット無い服でなぁ、食事代どうする気だったかと言いたいわ。
最初っから貸りる気ぃやったわあれは。まぁ、あいつの来月の
バイト代から―・・は・・うー、無理か。」一つため息をつくと
坂口は鍵を開けた。

第2回へ→
◇先週~ 気象庁を信じるのこと
◇先週の月曜日。
東中野→高田馬場→大久保→新宿という散歩コースを
歩こうとする。

なんか雲ってる・・。
出かける前に、ピンポイント天気予報で確認。
降水量0なので安心。

もちろん、傘など持たない。

東中野で駅から出た途端小雨。嫌な予感。
でも気象庁を信じる。

高田馬場へと歩いている途中、多少雨脚強くなる。
しかし、私を含め傘を差して無い人は結構いる。
みんな気象庁を信じている。

高田馬場着。駅で小休止、だって、雨が・・。
オチはもはや見えてるけど。・・う。気象庁・・・。

少し雨脚弱くなったので出発。
しかし、大久保に向かう途中で、あまりの雨に身動き
とれず、公園の草木の下で雨宿り。
子供が、学生が、主婦が、宅配のお兄ちゃんが
木々の狭間でずぶ濡れになりながらネタを書いた濡れ
ノートにニヤニヤしながらメモする私の前を通りすぎる。
なるほど、プリンターのインクは流れるんですね。
気象庁っっ。

大久保駅着。びしょびしょびしょびしょ。
この時点で新宿まで歩いていくのは諦める。
気象庁、うふふふふふふ。

家に帰って、濡れ鼠のまま呆然とパソコンモニターを
見る。画面は出掛けに開いた天気予報ページのまま。
頭に来たので画像を取っておく事にする。
これが、その画像
ちなみにこれが実際の天気

しかしよく見てみると、この時点で「雨降ってるよ」と実況
している人いるんですけどね。とはいえ、新宿ピンポイント
予報なのに外しすぎっ。これでオッケーなら、私が
「明日は雪が100%降ります」と言って、仮に降らなくとも
文句言われる筋は無いなと思いましたよ。

※後記
ちなみに、今週の月曜は雨だったはずの午前中に
日が射してました・・。なんなのだろう。


◇十数年ぶりに、某アニメ背景会社の(元)社長さんの
顔を見ました。昔、私が勤めていたアニメ会社と同じビルに
入っていた会社の社長さんでした。(他の縁もあったの
ですが・・)

んー、いきなりNHKでお顔を見るとは。びっくりした。
白いものがお増えになりましたね・・。無理も無いけど。
まぁ、私のことは名前すら覚えて無いでしょうが。
ともあれ、お元気そうでなによりです。

アニメ界のためにがんばってください。


◇持ち込み用のコンテ直しのメドがつく。
かなり悩んだけど・・。きちんと書く前にもう一度
アキバに行って、色々そういう雰囲気をつかもうと
思う。

◇孕み使徒綾波さん3のコンテが出来。
近日下書き開始予定。

☆夏コミケ3日めまで、後46日。
Designed by aykm.
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